ストライク・ザ・ブラッド 18巻 感想

   電撃文庫


<あらすじ>

王女ラ・フォリアからアルディギア王国に招待された古城は、叶瀬夏音が同行すると聞かされて、渋々と招待に応じることを決める。アルディギアでは戦王領域との平和条約締結記念式典が予定されており、そんな中、アルディギアの王宮が謎の怪物に襲撃され、戦王領域を巻きこんだ大規模テロ計画が動き出す。そして古城たちは、否応なくその渦中に巻きこまれていくのだった。


OVAでやったアルディギア王国の2話分を濃くしたお話。勿論、OVA時と時列系や設定も変わってるので、そこら辺の違いや心理描写が細部まで分かった。原作の大きな流れとしては、古城くん達…特にカインの巫女が絃神島を離れたことで、どうなってしまうのか?が重要な部分だったのかな。19巻ではそこら辺でストーリーが展開されていく感じなので、終章で不穏な空気を匂わせつつ、うまくまとまっていて相変わらず安定の安心の内容でした。

そんなわけでアルディギアからの招待でお話が始まったから、メイン登場キャラは初期勢ばかりだったので煌坂好きの自分としては結構出番あって嬉しい。まあ、今回のお話はどちらかというとダメな方の性格が目立っていたけど…他の獅子王機関組2人の出番が多くなった分、中々厳しくなってたしね、頑張って!姫柊さんは今回そこまで酷くは無かった気がする。まあお外ですし。カインの巫女は聖殲の力があるし、今回みたいなアウェイでも微力とはいえ力を使えるのはかなりチート。アラダールが言ってた通り、他の国家が手を出せない理由になるのも分かる。だから、最後に第一真祖が絃神島に向かったのはお話として大きく動きそうで中々楽しみ。どんな意図があるのかな?

カス子を護る必要がある、吸血王には気を付けてっていうのも気になるけど、カス子そこまで重要なキャラになっていく感じなのか。タルタロスの薔薇で犠牲になった魔族特区の生き残りってだけな気がするし、そこはちょっと疑問。まだキャラとしてイマイチな点もだけど…あの剣の力の方かな?しかし、絃神島で何かあっても既存のキャラは沢山いるわけだし、第一真祖が入ってきて…となったらかなりキャラ数的にまたごっちゃになりそうだけど、果たしてうまくまとまるのか少し不安ですが、終焉編も大きく動きそうで19巻は賑やかになりそうではあります、以上!

★評価:83%